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遺影写真の値段とは?作り方やそれぞれの費用相場について解説

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遺影写真を手に持つ様子

遺影写真の値段の相場は、遺影写真を用意する方法によって異なり、5,000円から5万円程度の範囲に収まります。

遺影写真を準備するには、生前にあらかじめ写真館などで撮影しておく方法と、すでに撮影済みの写真を加工して作成する方法とがあります。どちらの方法を選ぶか、さらにそこからの選択(額縁や写真館のランクなど)によって異なってきます。

この記事では、遺影写真を準備する方法や相場について、ご紹介します。

目次

①遺影写真とは

遺影写真とは、故人を偲ぶために葬儀や法要などで使用される、故人の肖像写真のことです。
遺影写真はお通夜やお葬式で生花とともに祭壇に飾られ、四十九日の間は後飾り祭壇に、その後は仏壇に飾られるのが一般的です。
単なる写真ではなく、故人との思い出や絆を象徴するものであり、遺族にとっては心の支えとなることも多いです。

遺影の選び方には、故人の生前の姿を最も自然かつ美しく表現できる写真を選ぶことが重要です。故人の笑顔や優しい表情、生き生きとした姿が写っている写真は、遺族や友人にとって故人の良い記憶を呼び起こす助けとなります。また、遺影は故人の人生を振り返るきっかけともなります。

②遺影写真のサイズ

遺影写真のサイズに関しては、葬儀の形式や祭壇の大きさ、遺族の希望によって異なりますが、一般的には、四つ切りサイズ(約25.7×36.4cm)やA4サイズ(約21×29.7cm)が用いられます。これらのサイズは、祭壇に適しており、遠くからでも故人の顔がはっきりと見えるため、多くの葬儀で採用されているのです。

焼香台用には、L版(12.7×8.9cm)や2L版(17.8×12.7cm)、キャビネ版(18×13cm)などが用いられます。

家族や親しい友人が焼香の際に持つための小さめの遺影写真としては、はがきサイズ(約10×14.8cm)が適しています。

遺影写真のサイズを決める際は、葬儀社や写真館の専門家に相談するのもおすすめです。プロフェッショナルな視点から、最適なサイズや額縁を提案してもらえます。また、葬儀社によっては、遺影写真の印刷サービスを提供している場合もあり、一連の手続きをスムーズに進めることが可能です。

③遺影写真の作り方

遺影の写真は、故人が生前に撮影したものから選ばれることが一般的ですが、近年では生前に専門のスタジオで撮影する方も増えています。生前の遺影撮影は、故人自身が自分の遺影として使用される写真を選ぶことができ、故人の意志が反映されるというメリットがあります。

遺影写真の作り方としては、生前にスタジオで撮影する方法と、既存の写真を加工して制作する方法があります。

生前にスタジオで撮影する

故人が生前に写真館などでプロのフォトグラファーに撮影してもらう方法です。
この方法のメリットは、故人が選んだ服装や表情で、自然な姿を残せることです。
また、高品質な写真が期待できるため、後の加工が少なくて済みます。遺族が悲しみの中で急いで遺影用の写真を用意しなければならない事態も避けられます。

ただし、この方法は事前の計画が必要で、費用や仕上がりがスタジオやフォトグラファーの技術によって変わってきます。
生前の撮影は、特に健康状態に問題がない場合や、故人の意思を反映させたい場合に適しています。

既存写真を加工して制作する

多くの場合、遺族は既存の写真を遺影として使用します。
費用を抑えられる点が大きなメリットですが、写真の状態によっては加工が必要になることがあります。
たとえば、写り込んでいるほかの人物を削除したり色調を調整したりなどです。これらの加工は専門のフォトショップ技術を要するため、プロに依頼するとそれなりの費用がかかりますが、自分で加工するよりは高品質な遺影写真が得られます。

最もコストを抑えられる方法は、自分で遺影写真を加工・制作することです。
無料または安価な写真編集ソフトを使用し、写真の切り抜きや色調の調整を行うことができます。
ただ、写真編集の技術や経験がない場合は、思い通りの仕上がりにならない可能性があります。
特に予算が限られている家族や、故人との特別な思い出を形にしたい場合などに適しています。

④遺影写真の値段・費用相場

遺影の準備にかかる料金の相場は、5,000円から5万円程度です。

遺影には、写真代(撮影・加工)と装飾代(額縁・リボン)が必要になります。
撮影代は5,000円から3万円程度、加工代は5,000円から7,000円程度です。ここに、撮影料金の他に、スタジオ使用料、衣装レンタル料、化粧・ヘアセット料などが加算されるのが一般的です。

すでに撮影済みの写真を自宅で無料のソフトを利用して加工すれば、費用はかかりません。ただ、写真の品質や加工の仕上がりには自己責任が伴います。

既存の写真を利用して、専門業者に加工を依頼する場合、その複雑さに応じて料金が設定されます。たとえば、写真の背景変更や人物の削除、色彩調整などは、技術的な手間が増すため、費用も高くなる傾向にあります。

遺影のサイズが大きくなると、それに伴い印刷費用や額縁の価格も高くなる傾向にあります。

装飾代は額縁のグレードによって変わりますが、一般的には5,000円から1万円を目安に考えると良いでしょう。
額縁にもさまざまなタイプがあり、木製や金属製、シンプルなデザインから装飾的なものまで幅広い選択肢があります。また、防湿やUVカットなどの機能を持つ額縁も存在し、長期間にわたって遺影写真を保護することができます。

⑤まとめ

遺影写真の作り方や費用相場について解説してきました。
遺影写真の作り方は、選択肢が多く、その方法によって費用も大きく異なります。主な方法としては、生前にスタジオで撮影する方法、既存の写真を加工して制作する方法があります。

それぞれ、メリット・デメリットが異なり、費用も異なってきます。
各方法について知った上で、

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